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【くらふとばんしょう】檜兜

もはや芸術品、有職御木具師の檜兜。

 

檜兜(ひのきかぶと)― 有職御木具師のわざ

 当家に残る資料の中でも、とりわけ大切に伝えて参りましたのが、「檜兜」の木型です。

檜兜とは、総檜で作られる古式ゆかしい飾り兜で、端午の節供に飾られました。
主に天皇家、上級公家( 五摂家など)の依頼により有職御木具師が御用を賜りました。

木型を収めた木箱の蓋裏に完成図が描かれ、中には木型のパーツが仕込まれています。
寛政年間(1789~1801)のもので、宮中の「上仕立て」ご注文の型としては大変貴重なものであります。
また面(おもて)の木型の裏には「麩又」と刻まれています。

元号が「寛政」に改まった一因である「天明の大火」(1788)で家屋が焼失したことから、当家も生麩や焼き麩などを作って生計をたてながら、家業である御木具師の仕事を続けた時代がありました。
天明の大火は、出火元が御所で、18万家屋が焼失して洛中が焼け野原になり、江戸期の中でも京都中が大変な時代となりました。

 檜兜の木型が残っておりましても長らくご注文を頂くことはなかったのですが、このたびご縁があって復元する機会を頂きました。

兜の頂には「出し」という絹製の菖蒲の造花を決まりの数だけ飾り付け、また長寿の「長」の字を付けて神の降臨の目印としています。
檜を帯状に細長く削ったものを垂らす独特の様式は、神事に用いる御幣の形を転用したものと考えられており、そこには神の力によって災厄を祓う節供の本義が込められています。

(『茶の湯の曲物 木具師の仕事、そのわざと美淡交社刊 より)



檜兜の木型。「長」の字の下、檜兜の錏(しころ)部分の木型には、天保12年に近衛家から注文があったことや、兜の頂の飾り方についての覚書が見られる。



(左)木型を収めた箱裏に描かれた完成図。
(右)檜兜の面の木型裏に刻まれた「烏丸麩又」の文字。天明の大火により被災し、麩を作りながら家業をつないだ時期もあった。

 

まさに、「有職御木具師」でしか作りえない作品です。
材は木曾檜の中でも最高級とされる尾州(びしゅう)檜を20年以上寝かせたものを使用。
技術とともに、木型を伝承してきた橋村家のみ復刻しえた檜兜です。
檜兜と長刀のセットです。

最高の技術と素材を惜しみなく注ぎ込んで制作されたこの作品はもはや芸術品です。ため息しかありません。

サイズ(約):兜=(台に設置した状態で)高さ135cm×幅80cm×奥行60cm、長刀=(台に設置した状態で)高さ160cm
素材:檜(尾州檜)

※この作品をお求めご希望の方は、まずはこちらから当店までお問合わせください。詳しい内容・お支払方法・お引渡し方法等をご説明させていただきます。
※お支払いは「銀行振込のみ」となります。

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4,104,000 円(税込)
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